最適な選択科目は日本史?世界史?それとも…(5)
最適な選択科目は日本史?世界史?それとも…(5)
今回は政治経済選択のメリットについて説明します。
まず簡単に言えば、
日本史・世界史と比較すると勉強量がずっと少なくて済む
ということなんです。
日本史・世界史(以下、歴史と表記)に必要な勉強時間、暗記量は膨大です。
現役生のほとんどが最後に口を揃えてこう言います。
「あー、もっと早く歴史の勉強を始めておけばよかった…」
とにかく間に合わないんです。時間が足りないんです。最後まで終わらないんです。
それくらい分量が多い。現役生泣かせの科目です。
一方で政経は驚くほど短い時間で学習を完了させることができます。
具体的な勉強量の違い
具体的に説明しましょう。
まずは勉強時間。
歴史は1周目を終えるのに約7か月かかります。
政経は3~4か月で1周目の勉強が終わってしまいます。約半分です。
暗記が中心の社会科は、1月の共通テストまでに最低3周、できれば4周は全体を繰り返す必要があります。
スケジュールを考えると政経の方がはるかに楽ですよね。
つぎに参考書の分量。
日本史学習の中心となる「日本史講義の実況中継シリーズ」は全5巻。
(日本史の勉強法①も参照して下さい)
世界史学習の中心となる「ナビゲーター世界史シリーズ」は全4巻。
(世界史の勉強法①も参照してください)
これに対し、政経でメインとなる「畠山の爽快講義」はたった1冊です。
このように政経はとにかく勉強のボリュームが少ない。(歴史の勉強量がものすごく多い、という言い方もできるかもしれません。)
ですから、勉強が終わらない心配が少ないし、時間に余裕がある分、徹底的に繰り返し勉強して得意科目にすること、入試での得点源にすることができる可能性が高いのです。
政経選択の注意点を挙げるとすると、歴史に比べれば、暗記より理解が求められる事項が多いという点でしょう。
「様々な人権の特徴」「選挙制度の違い」「経済のメカニズム」など、抽象的な概念については、暗記より理解が重要です。
理解ができないとどれだけ時間をかけても成績は伸び悩みます。
このようなテーマの理解が苦手な人は政経選択は向いていないと言えます。
日頃からニュースを見たり、新聞を読むのが好きな生徒はこのような概念に馴染んでいるので、政経の勉強がスムーズに進む可能性が高いです。
ニュースを見る習慣があるかどうかはとても重要なポイントです。
もっと言うと、「普段から政治に興味があるかどうか」、ここが政治経済への適性を見極める一番わかりやすいポイントです。
(経済については、どの高校生もほとんど知識がなく興味も薄いので、それほど気にしなくて構いません。みんなゼロからスタートです)
ニュースや政治に興味がある生徒さんは、ぜひ政経選択という道も検討すると良いと思います。
きみの成功を祈ります。
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