最適な選択科目は日本史?世界史?それとも…(4)
最適な選択科目は日本史?世界史?それとも…(4)
前回まで、大学受験科目としての日本史・世界史の特徴について説明してきました。
今回は「政治経済」選択のメリット・デメリットについてお話します。
まず最初に、いきなり政経選択についての結論を言ってしまうと、
- GMARCHに入れるなら立教大学以外でもかまわない
- 女子大は狙っていない
- わりとニュースを見るのが好きな方である
という受験生には「超オススメ」の選択科目です。
政治経済選択のデメリット
まずはデメリットについてです。
このシリーズの第一回で説明した通り、私立文系の選択科目の基本は日本史・世界史です。
その最大の理由は、とりあえず日本史・世界史を選択しておけば、ほぼすべての私立文系大学・学部の受験が可能になるからです。
それに対して、政治経済だと、まず受験可能な大学が少しだけ制限されます。
まず早慶上智GMARCHの中から例を挙げると
慶応義塾大学
上智大学
立教大学
早稲田大学の一部
(文学部/文化構想学部/政治経済学部/国際教養学部)
といった大学では政治経済での受験ができません。
また、
津田塾大学
東京女子大学
日本女子大学
昭和女子大学(人気急上昇中)
聖心女子大学
といった人気女子大の多くでも基本的に政治経済では受験できません。
あと、一部の文学部では政経選択ができないところがあります。(成蹊大学など)
しかし、これは逆に言うと、早慶GMARCHクラスを狙う場合、
早稲田大学の半数以上
(法/商/社会科学/教育/人間科学/スポーツ科学)
立教以外のGMARCH
(学習院/明治/青山学院/中央/法政)
は、政治経済選択でも受験可能だということです。
さらに、成蹊大学や武蔵大学、明治学院大学、日東駒専といったGMARCHとよく併願に使われる大学もすべて受験可能です。
(余談ですが日東駒専はGMARCHの「すべり止め」と呼べるほど簡単な大学ではありませんので勘違いしないよう。特にここ数年の難化はものすごいです)
「立教が受けられないのは残念だけど、他のGMARCHがすべて受験できて、早稲田もチャンスがあるなら充分かな。女子大や文学部は全然狙っていないし」
という生徒さんにとっては、政治経済選択は「あり」だと思います。
このデメリットを理解した上でなら、次に述べるメリットを最大限に生かすことができれば、政治経済選択は
偏差値40台からの大逆転合格
を実現するための非常に有効な戦略になりうるのです。
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