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高校2年生へ いまやるべき勉強とは⑥

高校2年生へ いまやるべき勉強とは⑥

難関大学への現役合格に不可欠と言われる「背景知識・思考力・読解力」はどうやったら身に付けられるのか

これらを身に付けるためには、小中学生の頃から、日々、日常生活の中で、
①テレビのニュースや新聞に触れる事
②幅広い読書を積み重ねること
③その前提として知的好奇心を持って世の中にアンテナを張っていること

この3つが重要です。キーワードでまとめれば「ニュース、新聞、読書」です。

受験の現場で指導していると、本当にこれらの土台の積み重ねの重要性を強く実感します。高2まで、大して勉強していなかった生徒さんであっても(サボっていた子もいれば、部活で忙しかった子もいます)、高3になってグイグイ伸びてくる生徒たちは、実は、日常的にニュースを見て、様々なテーマに関して自分なりの考えを持っている子ばっかりなんです。

本人たちは、特に意識して何かを頑張ってきた自覚は持っていません。ただ単に「ニュースが好き」なので、日常的についついニュースを見たり新聞を読んだりしちゃってた、というだけです。でも、こういう習慣の積み重ねが大学入試ではモノを言うのです。

あとは、よく言われることですが読書の習慣です。学校の勉強と関係無い書籍を、通学の電車の中や、休日の自宅、学校の休み時間などで、いつも当たり前のように読み続けてきた生徒たち。こういう生徒たちはいつの間にか難関大学に合格する土台が築かれています。

逆に、彼らと違って社会への関心も持たず、読書の習慣も無く、学校のテストで点を取るためだけの勉強しかしてこなかった、という生徒は、残念ながら高3になってからの受験勉強では伸び悩みます。高2までは成績が良かったのに、高3になってから逆転されてしまう子は、こういうタイプです。

学校のテストで点を取ることだけが勉強ではないのです。むしろ、学校のテストには出ないような、一見無意味なことを、どれだけ積み重ねてきたか、が大事なんです。テストのための勉強ではなく、自分の知的好奇心を満たすための行動をたくさんしてきたかどうかが大事なんです。

生徒本人は勉強をしているつもりはない、というのがポイントです。親から見ても勉強している様子は感じられないので、心配されたり、諦められているパターンも多い。ただひたすら好きな本を読み耽り、また時にはNHKのドキュメンタリーや大河ドラマや選挙特番なんかを、かじりついて観ているような子たち。こういう子は伸びるんですよ。

ちなみに本といっても、必ずしも高尚な文学作品を読む必要はありません。たとえば私が小中学生の時はゲーム雑誌を毎月3誌、隅から隅まで読み尽くしていました。たかがゲーム雑誌とはいえ、当時の「ファミコン通信」や「ファミコン必勝本」といった雑誌は、高校生や大学生、大人の読者も飽きさせないレベルの内容でしたので、小説やコラムも満載。しかも一口にゲームと言っても、ファンタジーあり歴史あり軍事シミュレーションありですから、結果的に様々な分野に精通することになりました。

高校生の頃は、通学の電車の中でスポーツの雑誌を、これも隅から隅まで読み耽っていました。特に愛読していたのは「Number」と競馬雑誌の「優駿」です。ほかに歴史小説や漫画もけっこう読んでいましたが、勉強と思って読んだことはなくて、感覚としてはヒマつぶし。文系科目の基礎となる国語力(←英語力にも影響)とは、こんな風にして、好きなものを読みまくることで身に付くものだとお考え下さい。

それで、結論。

高2の終わりまでは、ぜひ読書をして下さい。新聞を読んでください。テレビのニュースや良質な教養番組、さらに映画などをたくさん観ておいてください。

保護者の方は、成績が伸びなくて、なおかつ勉強を頑張っている様子にも見えないお子様に対しては、焦って受験勉強を急がせたり、塾や予備校に通わせたりしないでください。それより、本を買うお小遣いをあげて下さい。新聞を購読して下さい。一緒にニュース番組やNHKスペシャル、大河ドラマ、アカデミー賞を受賞した名作映画などを観て、親子で感想を話し合ってください。

もしお子様が本を読まない、新聞を読まない、ニュースを見ないなら、まず保護者の方が、毎日、本を読み、新聞を読み、ニュースを見て、社会のことに関心を持ち続けて下さい。そういう親の姿を見ると、勝手にお子様も関心を持つようになります。知的好奇心はこうして育まれます。ついでに言うと、勉強しろなんて言う必要はまったくありません。むしろ逆効果です。保護者の方が勉強をしている姿を見せれば良いのです。勉強といっても、資格を取るとかではなく、ここまで述べてきたような教養の話ですよ。

こういう、家庭や日常生活の中での「文化的な積み重ね」が、難関大学の受験で求められる幅広い一般教養や背景知識を培う唯一の方法です。

今日、ここで書いたことは、この道15年のプロの受験指導者として、本当に声を大にして伝えたいことなんです。高2までは参考書なんか買わなくて良いから、本を読んでニュースを見てください。塾も大学もそういう子が欲しいんです。伸びますから。そして、それが本物の勉強ですから。

この話を、合格工房ではすべての塾生と保護者の方にしているのですが、かつて、ある塾生が「うちの父親も先生と似たようなことを言っていました。”学校の勉強なんかしなくて良いから本を読め”って言われて育ちました」と言っておりました。よく分かっていらっしゃるお父様だな、と思いました。その生徒さんは高3の秋までラグビー部で部活を続けていて、本格的に受験勉強に専念できたのは10月以降でしたが、効率的な受験勉強法と出会ってからは成績が急上昇し、現役で早稲田大学に合格しました。そういうものなのです。


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