最新・最強の英語勉強プラン①(長文読解編)
最新・最強の英語勉強プラン①(長文読解編)
昨年度、多数の逆転合格者を生み出すことに成功した、最新・最強の英語勉強プランを紹介します。
まず前提として、以前の記事で紹介したフレーズリーディングの技術をマスターすることが大前提。その上で、以下の順番で参考書を制覇していきます。(制覇というのは全部の文章を英語⇒日本語でスラスラ音読できるようにする、という意味です。)
①WIZ英単語1900
②速読英単語必修編
③速読・速聴英単語Daily1500
この3冊を制覇すれば、GMARCH・センター試験8割(160点)レベルに到達します。センスの良いひとなら①②だけでも行けるでしょう。早慶レベルを目指す人でも、まずはここから始めてしっかり基礎を固めます。
④速読・速聴英単語Core1900
⑤速読英単語上級編
⑥リンガメタリカ
さらに上記の3冊を制覇することで、早慶上智レベルの文章を読みこなすための土台が出来上がります。
以上の参考書を制覇することが、英語読解の土台作りとなります。これらの参考書をつぶすまでは、問題演習は一切不要。というよりやってはいけない。野球で例えるならキャッチボールできない人が試合に出るようなものです。
また、以上の参考書を制覇するだけで合格できるわけでもありません。繰り返し音読して、全部スラスラ読めるようになったら、そこから過去問を中心に問題演習を大量にこなして、その結果、確実に点数が取れるようになります。
ちなみに、11月までは参考書の音読だけで充分です。問題演習は12月頃から始めます。夏休みや2学期早々に過去問に手を出す人もいますが、たいてい失敗します。
とにかく「基礎!基礎!基礎!」なんです。
参考書の音読がしっかり出来ていれば、過去問などの問題演習は最後の1~2か月で充分。逆に土台が出来ていない人が過去問を繰り返しても、永久に合格は出来ません。
合格工房の方法論に従えば、偏差値10~20以上upは誰でも実現できます。「え、それって私が考えていた常識と違う…」と思われるかもしれません。でも、常識と違う勉強方法だから、常識以上の成績急上昇・逆転合格が実現するのです。
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コメント
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英語
高校3年でMARCHを目指している者です。
偏差値が今、45ぐらいしかありません。
そこでこの勉強方法をやっていこうと思います。
WIZ1900と、速読の必修編を購入しました。
どっちから進めたらいいのでしょうか?
多読が大切なので同時進行でやればいいのでしょうか?
また、偏差値が低いので必修編ではなく入門編からやった方がいいでしょうか?
夏休みに入るので毎日沢山英語を読んで勉強しようとおもってます。
よろしくお願いします。
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Re: 英語
>>1
偏差値45にもいろいろな人がいるので一概には言えませんが、英語に自信がないなら速単入門編、ある程度の進学校に通っていて最低限の基礎力があるならWIZから始めるのが良いと思います。同時進行はやめましょう。一冊ずつです。
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英熟語
英熟語も速読英熟語などを買って沢山音読した方がいいんですか?
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Re: 英熟語
>>3
熟語はネクステージやヴィンテージなどの問題集で暗記をすることをお勧めしています。余裕があれば、さらに速読英熟語の音読もやるとよいと思います。
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Re: Re: 英熟語
>>4
ありがとうございます。
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勉強の仕方に不安がある
高校2年生で明治大学の経済学部目指してます。
英語が偏差値44で全然出来ません。
まずは英単語からと思いdatabase3000を使って勉強しています。
英単語は読めれば大丈夫なんですか?それとも書けなきゃダメ?
それとdatabaseという英単語の本は変えた方がいいですか?
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Re: 勉強の仕方に不安がある
>>6
残念ながら「まずは英単語から」という、その発想をしている時点でアウトです。過去のブログ記事をよく読んでください。
英語に限らず、ボキャブラリーというものは読書量に比例して後からついてくるものです。
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復習のタイミング
現在高2です。
先生の考えに大賛成のものです。
推奨されている音読学習をこの順番で確実にやっていこうと思っています。
①WIZ英単語1900
②速読英単語必修編
③速読・速聴英単語Daily1500
④速読・速聴英単語Core1900
⑤速読英単語上級編
⑥リンガメタリカ
そこで質問なのですが、WIZ英単語1900を終えた後、速読英単語必修編に
いくのですが、WIZ英単語1900はもう復習しなくてよいのでしょうか。
それとも、単語帳としては、ずっと復習したほうが良いのでしょうか。
以上、よろしくお願いいたします。
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Re: 復習のタイミング
>>8
全体的に、良い順序だと思います。
ただ、速読英単語必修編よりDaily1500を先に、また速読英単語上級編よりリンガメタリカを先にやった方が良いかもしれません。でも、このままでも悪くは無いです。
次の参考書に進んだとしても、やり終えた参考書は繰り返し音読をし続けて下さい。②に進んだとしても、しばらくは①の音読も計画的に継続するということです。ちなみにWIZ1900を単語帳として使う必要はありません。音読の教材として使って下さい。もう飽きるほど読んで、単語も文法も全部覚え切ったと思ったら、その参考書の音読を卒業してよいでしょう。引き続き、上のレベルの参考書で音読を続けましょう。
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勉強法について
質問です。
高3で現在の英語の偏差値は40で関西大学志望です。
英文法や解釈をやらずに記事に書いてある参考書3つを音読すれば偏差値60台になれますか?
ネクステや深めて解けるoutputをやるか迷っていますが、時間もなくどうすれば良いか分からず、手つかずの状況なのでアドバイスお願いします。
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Re: 勉強法について
>>11
そのレベルからだったら、まずは英文法から始めた方が良いと思いますよ。東進ブックスの「とことんわかる英文法㊤㊦」を読み、並行して高1・高2レベルの問題集やドリル(学校の副教材でも充分)を解きます。この段階ではネクストのような入試問題レベルの問題集には手を出してはいけません。
英文法の基礎を一通り確認したら、音読に入ります。でも、ブログの中で説明しているとおり、ただ音読すれば良いのではなく、「なぜこの訳になるのか」「区切って直訳するとどうなるのか」を徹底的に考えたうえで、音読を行います。
この「徹底的に考える」という部分ができない人が多く、そういう人は独学で難関大学を目指すのは難しいので、塾や予備校の助けを借りた方が良いと思います。
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WIZについて質問
初めまして。質問なのですが、英単語WIZには熟語は載っていますか?
本屋でパラパラと見たところ、すべて単語のみだってようなのですが。
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Re: WIZについて質問
>>13
「単語も熟語も載っている参考書が良い参考書」と考えているのでしょうか?
良い参考書なら、その一冊の参考書だけで、英語力がすべて身に付けられるとお考えでしょうか?
そんな魔法の参考書は存在しません。WIZは、総合的な英語力を形成するのに必要な何冊もの参考書のうちの一冊に過ぎません。基本的な読解力と基本的な単語力を形成するのがWIZを使用する目的ですから、熟語が載っているかどうかはどうでも良いことです。熟語の知識はWIZと組み合わせる他の参考書で補います。
「難関大学の入試で通用する英語力」「偏差値65以上、センター試験で180点以上を獲得できる総合的な英語力」というものを、受験勉強の1年間で、どのような戦略で形成するか。そういうことをもっと考えてみてください。
(ちなみに、賢明な受験生なら理解できると思いますが、必ずしもWIZでなくても良いのです。私の受験生の頃はWIZはありませんでした。重要なのは、上記の読解力を中心とした英語力をどのように形成するかの戦略の有無です。)