なぜ古文が出来ないのか?
なぜ古文が出来ないのか?
どうやら今年のセンター試験「国語」が難しすぎたせいで、みんな古文恐怖症に陥ってしまったようです(笑)。
もうご存知だと思いますが、今年のセンター国語の平均点は史上最低の97.6点(200点満点)。みんな出来なかったわけですから、あまり引きずらないことが大切です。
そのうえで、センター後の古文の勉強についてポイントを説明しておきます。高2生にも参考になりますよ。
読めない原因① 読み込みの絶対量が不足している
⇒英語でやってきたように、とにかくたくさんの文章に触れること。復習が大事です。「なぜこの訳になるのか」を理解しつつ、文章まるごと全訳を言えるようにしていきましょう。50~100題が目標。
読めない原因② 単語と文法が身に付いていない
⇒マドンナ古文単語230、古典文法基礎ドリルを完璧にしておかないと、読解は無理です。特に助動詞を瞬時に的確に訳せるようにしていくことが、基本中の基本であることを思い出して下さい。
読めない原因③ そもそも、古文は読めないものである
⇒全文をきれいに隅から隅まで訳せるようになると思ったら大間違い。それは受験生には不可能です。それでも、「基礎知識」と「推測力」で解けるように問題は作られています。単語と文法は覚えたのに読解問題が解けないとしたら「推測力」が足りないからです。たくさん問題を解いて「推測力」を身に付けていきましょう。