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英語の勉強法③

英語の勉強法③

こんにちは。合格工房の渡辺です。

英語・長文読解勉強法のpart3です。
キミの人生に奇跡を起こすかもしれない、とても大事な1章です。



前回の2つのポイントを、合格工房式にアレンジして、
さらに細かく見ていきます。



1.英文を区切って読む。

ただし、区切るだけではなく、区切ったグループごとの日本語を考える。



まず、勉強に使う英文を用意します。
最初はなるべく簡単な内容で、日本語訳が付いているものを選んでください。



ここでは、誰でもよく知っている参考書
「速読英単語 入門編(Z会)」
の最初の文章を使って説明しましょう。



Tomatoes first grew in South America.

Then Central Americans began to grow

and eat them.

The name “tomato” came from tomatl,

the Mexican name for the plant.

The Spanish brought tomatoes to Europe

in the early sixteenth century.

At first people in Europe grew tomatoes

only because they were pretty.



(和訳)トマトはもともと、南アメリカに生えていた。
その後、中央アメリカの人たちがそれを栽培して
食べ始めた。「トマト」という名前はその植物に対する
メキシコの名称である tomatl からきたものだ。
スペイン人が16世紀のはじめにトマトをヨーロッパへ
持ち込んだ。ヨーロッパの人々ははじめのうち、
トマトがかわいらしいからという理由だけで栽培した.



この文章を区切って、さらに、

「グループごとの正確な日本語」を考えます。

この「グループごとの正確な日本語」というのが、
ものすご~く重要です。英語が苦手なひとは、
最初は必ず日本語を紙に書きましょう。



Tomatoes first grew / in South America.
「トマトは最初育っていた/南アメリカで」

Then / Central Americans began to grow /
「その後/中央アメリカの人たちが育て始めた/

and eat them. 
そしてそれらを食べ始めた」

The name “tomato” / came from tomatl, /
「トマトという名前は/トマトルから来た/

the Mexican name / for the plant.
(それは)メキシコの名前である/その植物に対する」

The Spanish brought tomatoes / to Europe /
「スペイン人がトマトを持ってきた/ヨーロッパに/

in the early sixteenth century.
16世紀初めに」

At first / people in Europe / grew tomatoes /
「最初は/ヨーロッパの人々は/トマトを育てた/

only because they were pretty.
それらがかわいいという理由だけで」



速読英単語を使っている受験生はとても多いですが、
80%の受験生が使い方を間違っていますね。
残りの20%の受験生が大成功するから、
20年近くも前から売上NO.1の参考書になっているのだと思います。



まず、これを読んでるキミたちの多くは、
いまの作業をやったことが無いでしょ?
この英文に忠実な、直訳の日本語を考える作業こそが
長文読解の勉強の、基本中の基本です。



文章に出てくる単語や熟語を覚えるだけしか
やっていないとしたら、まったく無意味な勉強で、
永久にキミの偏差値は40台のままでしょう。



次のポイントに移ります。



2.音読する。

ただし、英語と日本と交互に。最低でも10回~20回。



次のステップは音読です。
ですが、他の先生が「音読しろ!音読が大事だ!」
という時のやり方とは全然違います。



短く区切ったグループごとに、英語と日本語を交互に音読してください。



つまり、こういうことです。



Tomatoes first grew トマトは最初育っていた」

in South America 南アメリカで」

Then その後 」

Central Americans began to grow 中央アメリカの人たちが育て始めた 」

and eat them そしてそれらを食べ始めた」



わかったかな?



ふつう、「音読しろ!」と言われると、
英語だけ音読すればいいんだと思うでしょ?
それでも、効果はゼロではないのだけれど、
苦手な人にとっては、
わけのわからないお経を唱え続けているのと同じで、
ほとんど無意味です。苦痛以外の何物でもありません。
そして英語がますます嫌いになってしまいます。



違うんです。たった3か月で
「あれ?おれ、英語が読めるようになってる!!」
と感動できる人たちの音読法は。
英語と日本語を交互に声に出すんですよ。



これを、とにかく一つの文章で、まずは10回やってみてください。

10回音読したあと、



3.英文を見るだけで、自分で書いた日本語を目で見なくても、
日本語がスラスラ出てくるようになる。



これができたら、第一段階合格です。
できなかったら、もうちょっと音読を繰り返しましょう。

コメント

  • 速読英単語を購入しこの勉強法を実践していこうと思っていますが新課程というのが不安です


  • Re:

    >>1
    英語と国語は、新課程も旧課程もほとんど関係ありませんのでご心配なく。


  • 速読英単語の音読についてなんですが、まず1ページ7回読み、次の日に昨日のページを7回読み、さらに次のページを7回読むみたいな形を取っても大丈夫ですか?


  • Re:

    >>3
    とても良い方法だと思います。
    ただし回数を決めないで、スラスラと音読できるようになるまで繰り返すべきです。
    文章によっては7回でも出来るかもしれませんし、20回やっても足りない場合もあるかもしれません。


  • グループごとの単語を訳すときは右に書いてある訳を参考にしながらやるんですか

    例えばCentral Americans began to growをそのまま訳すと「中央アメリカ人は成長し始めた」となると思うのですが


  • Re:

    >>5
    右に書いてある訳を参考にしながらやってください。
    ただし、必ずしも右の訳がそのまま使えるわけではないので、
    よく考えることです。時には辞書で調べることも必要です。

    ちなみに、この文のgrowは「成長する(自動詞)」ではなく「育てる(他動詞)」です。そこまで理解して訳を考え、それから音読しないと上達できないですよ。


  • 短く区切ったグループごとに【「英語→日本語」×10】を全文か、
    【「英語→日本語」×1を最後までやってから】×10
    のどちらですか?


  • Re:

    >>7
    後者です。


  • 何を基準にしてグループになるんでしょうか


  • Re:

    >>9
    以下に、うちの塾(合格工房)で使用しているプリントの説明を引用します。


    ①接続詞の前で区切る

    例:I bought a camera / when I was fifteen.(SVO/SVC)
           
    私はカメラを買った / 私が15歳の時


    ②SVOCと副詞句を分ける
     
    例:I will meet him / at the station / on Sunday.(SVO/副詞句/副詞句)
           
    私は彼に会う予定だ / 駅で / 日曜日に


    ③SVOCの1つが長いと感じるときは他と分ける

    例:To talk with good friends / is very interesting.(S/VC)
           
    良い友達と話すことは / とても楽しい


    ④SVOCの1つがさらに長いと感じるときは、前置詞句・関係代名詞節などの修飾語句の前で区切る

    例:To talk /with good friends / is very interesting.(S/Sの修飾語/VC)
      
    話すことは / 良い友達と / とても楽しい

    例:I saw the girl / who looked so sad. (SVO/Oの修飾語)

    私は女の子を見た / とても悲しそうに見える


    ここに挙げたのは区切り方の原則です。臨機応変に、自分の読みやすいところで区切っていくことが大切です。ただし文法的に区切れないところで区切らないように注意して下さい。最初のうちは前置詞の前では必ず区切るなどして、細かめに区切ったほうが良いでしょう。慣れてきたら少し大きめに区切っていってもかまいません。その方が読解速度は上がります。


  • I hear that the only thing he had for breakfast was his cup of coffee

    この文をグループごとに訳せません


  • Re:

    >>11
    I hear / that the only thing / he had for breakfast / was his cup of coffee.

    私は聞いている / 唯一の物は / 彼が朝食に摂った / 一杯のコーヒーだったということを

    ポイントは接続詞のthatの訳し方と、関係代名詞の省略です。
    このレベルの文を自分で考える力が無い人は、英語の指導者が必要かもしれません。

    勉強法は大切ですが、勉強法を知るだけで自分でどんどん学習できるようになる人は、ある程度の基礎学力と思考能力がある人に限られます。いずれかが足りない人には、サポート役が必要です。


  • 右の訳は参考程度であくまでグループごとに訳すのが重要ってことですかね


  • Re:

    >>13
    そういうことです。


  • この勉強法って自分が訳した日本語を丸暗記してるだけじゃないですか?
    同じ単語が別の使い方をしてる文が出てきたとき対応できるのでしょうか


  • Re:

    >>15
    スポーツや楽器も含めて、何事も最初はある程度パターンを暗記する必要があります。

    WIZと速読英単語(必修編)を何十回も音読してスラスラ読めるようになったら、ほとんどの人は、その他の初見の文章もかなり読めるようになります。

    信じるか信じないかは、みなさんの自由です。あとはあなたが実際にやってみるまで、永久に答えは出ないですよ。


  • グループごとに訳すときに
    最後に  て・に・を・はみたいな日本語は要りますか?

    あと自分がCDを聞いてスラスラ日本が出てくるという段階になったら1日に2個目 3個目といっても良いんでしょうか


  • Re:

    >>17

    「て・に・を・は」が命です!!
    日本語のて・に・を・は(助詞)を正しくつけられるかどうかが、英文理解の最大のポイントだと言っても過言ではありません。


    また、一日にやるべき勉強の分量に制限なんて無いですから、進められるだけ進んだ方が成績が上がりますよ。


  • >>18
    それはどう判断するのでしょうか
    右の訳を参考にするのですか?


  • Re:

    グループごとの訳が、日本語としてきちんとつながるように考えれば良いのです。

    I was swimming / in the sea.

    私は泳いでいた / 海で

    後半部分は、「海」「海に」「海と」「海が」と訳したらどれもバツです。
    だって前につながらないでしょう?

    あとは、SVOCや前置詞の訳を頼りにすることです。

    主語は「~は」「~が」、目的語は「~を」「~に」と訳します。

    前置詞は、in だったら、「~に」「~で」「~の中で」「~の中に」「~において」と訳します。

    先ほどの例文は、「海の中で」という訳でも良いわけです。


  • 今速読英単語の必修編を使っていて早く一周して一ヶ月かかります、そしてそのあとからは過去問の解き直しをし始めなくてはいけないのでMARCH志望ですが必修編だけで対応できますか?
    WIZもやったほうがよさそうですが時間的に厳しそうです。
    それとも過去問の解く時期は10月からでも大丈夫なのでしょうか?


  • Re:

    >>21
    速読英単語の必修編が本当にきちんとスラスラ読めるなら、WIZをやる必要はありません。上級編やリンガメタリカ、速読速聴英単語のDaily1500やCore1900などに進みましょう。

    95%以上の受験生は、この時期に過去問なんぞやっている場合ではありませんよ。どんなに早くても10月以降、一般的には11月以降、基礎づくりがセンター試験直前まで伸びてしまったら、過去問はセンター試験後でもかまいません。それだけ基礎(土台)が重要なんです。基礎がしっかりできていれば、過去問なんて1月以降でも充分です。逆に、基礎が出来ていない人間がどれだけ過去問を繰り返しても、永久に合格点は取れません。もし今から東大の英語の過去問を半年間解きつづけたら、あなたは半年後に東大入試で合格点を取れると思いますか?同じ話が早慶だろうとMARCHだろうと当てはまるのです。


  • 入門編の後必修とWIZどちらがオススメでしょうか


  • 音読するのに使用する長文はどんなものでもいいのですか?


  • Re:

    >>23
    WIZです。どんなメニューで勉強するにせよWIZは欠かせません。もっとも効率よく音読の感覚と基本単語を身につけることができる参考書です。


  • Re:

    >>24
    このサイトで紹介しているZ会の参考書をおすすめします。
    速読英単語(入門編、必修編、上級編)、英単語WIZ1900、速読速聴英単語シリーズ(Daily1500、Core1900)などです。


  • ハイパートレーニングなどの長文参考書を解いて、それを音読するという形でも大丈夫でしょうか?
    また、自分で日本語を紙に書く時、英語は書かなくても良いのですか?
    慣れたら紙に書かずに本文を読んだだけでグループを判断しても良いのでしょうか?


  • WIZや速読英単語だと、文章が短すぎませんか?模試などの長い長文に慣れるためにもっと長い文をたくさん読んだ方がいいんじゃないかと思うんですけど、それでも他の長文のレベル別などの問題演習の参考書より、z会のものがいいんですかね?


  • Re:

    >>27・28
    >ハイパートレーニングなどの長文参考書を解いて、それを音読するという形でも大丈夫でしょうか?

    まず、基礎ができるまでは一切問題を解く必要はありません。むしろ基礎力定着に注ぐ時間とエネルギーが減ってしまうので「問題を解いてみて、そのあとにその文章を音読」という発想を捨ててください。問題演習は12月以降です。

    日本語は紙に書いても良いですが、慣れてきたら書かなくても構いません。必要なことだけメモすれば充分でしょう。英語を書く必要は一切ありません。


    >WIZや速読英単語だと、文章が短すぎませんか?

    速読英単語(必修編)に載っている70個の長文を全部つなぎ合わせたら、どれだけの文章量になると思いますか?それを全部完璧に音読できるようにせよ、と言っているのですよ。10問程度しか載っていない長文問題集の文章量と、一冊全体でどれだけ文章量が違うか考えてみてくださいね。

    WIZ1900とDaily1500または速読英単語(必修編)を読み込めば、センター80%以上、GMARCHレベルの読解力・単語力が身に付きます。

    それは「余計な」問題演習を省いて「文章集」に徹しているからです。ものすごい情報量が凝縮されています。

    たった2~3冊でそこまでたどり着ける参考書は他にないですよ。



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