進路について②
進路について②
今日は、高校2年生にどうしても
急いで伝えておきたい内容をお話しします。
冗談抜きで、
キミの一生を左右するかもしれない大事なお話です。
高2の2学期のうちに、来年度のコースや選択科目を
決めなければならない学校がほとんどだと思います。
文系にするか、理系にするか。
国公立にするか、私立にするか。
理科や社会は、どの科目を選択するか。
ここでよく考えずに選んで、
あとで後悔する高校3年生が、けっこういるのです。
たとえば、現在、私が教えている高3の女の子で、
栄養士の資格が取れる大学を目指している子がいます。
彼女は、文系コースを選んで「失敗だった」と後悔しています。
どういう理由かと言うと、
栄養士の資格が取れる大学・学部の受験科目は、
必須科目…「英語」「理科(化学または生物)」
選択科目…「数学」または「国語」
という組み合わせが一般的です。
「英語」「国語」
という2科目だけでも受験できるところもありますが、
全体の40%くらいしかありません。
つまり、
理系コースで「化学」または「生物」を選択しておかないと、
栄養士の取れる大学のうち、
40%しか受験できなくなってしまうのです。
先ほどの女の子は、一番受験したい大学を、
目指すことすらできませんでした。
彼女は、栄養士を目指すなら理系に行くべきだ、
ということを知らなかったわけではありません。
「自分は、栄養士になりたいんだ」ということに、
高2の秋には、気づかなかったのです。
何を言いたいかというと、
高3になってから、自分の進路を真剣に考えたのでは
手遅れになる場合があるよ
ということなんです。
高2の2学期までに、真剣に自分の将来を考えて、
その将来につながるコース・科目を選択しなければならないのです。
いま、高2のキミは、ぜひとも真剣に、
自分が将来どの道に進みたいのか考えてみてください。
おそらく、答えが出ない人がほとんどでしょう。
そういう人は、周りに相談できる人を見つけてください。
前回説明したように、
進路指導のプロフェッショナルに相談するのが一番良いのですが、
近くにみつからなければ、
ご両親でも、お兄さん・お姉さんでも、学校の先生でも良いと思います。
一人で考えるよりは、考えがまとまりやすいはずです。
どうしても、周りに相談できる人が見当たらないなら、
合格工房でも無料相談会をやっていますから、困っている人は
相談に来てください。入塾する気がなくてもかまいません。
とにかく、高2のコース選択・科目選択は重要です。
あまり、深く考えていなかった人は、これを機に、
ぜひ自分の将来というものを真剣に考えましょう。
周りに流されている場合ではないんです。
本当にたくさんの先輩たちが、後悔して来ましたからね・・・