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受験勉強をいつ始めるか。早ければ早い方が良い?

受験勉強をいつ始めるか。早ければ早い方が良い?

2月も中旬を迎えました。高校2年生の皆さんの多くは、

「もうすぐ高3になるし、そろそろ受験勉強始めないとやばいなー」

と思い始めている時期ではないかと思います。

中には、高2の後半から受験勉強に手を付け始めた「真面目な」生徒さんもいるかもしれません。

一方で、そろそろやらなきゃと思いつつ、部活の忙しさなどを言い訳にしつつ(または、ただ単にやる気が起きず)、ずるずると春を迎えてしまい、7月くらいになって、模試の偏差値や合格判定の厳しい評価に現実を突きつけられて、ようやく勉強を開始することになる生徒もいるでしょう。


ここで皆さんにちょっと考えて欲しいのは、記事のタイトルにもある通り「受験勉強をいつ始めるか?」という問題です。

おそらく一般的に信じられているのは、

「受験勉強の開始時期は、早ければ早いほど良い」

という考え方でしょう。その結果、いつまでも受験勉強を開始できない生徒たちは、自分自身に後ろめたさを感じながら高2後半の時期を過ごすことになります。

しかし!

実は、この考え方には大きな落とし穴が潜んでいるのです。


高2生は部活と定期テスト対策で精いっぱい


まず、高校2年生はとにかく部活が忙しい。特に夏以降は3年生が引退して、自分たちが主役の代となり、部活中心の生活になっているはずです。運動部の生徒たちは、たいてい夜7時くらいまで部活があり、帰宅するのは夜8時頃。それから夕食や入浴を済ませるとあっという間に、夜9時~10時になってしまうでしょう。もちろんその頃には身体は疲れてクタクタです。

そんな状況で、まずは学校の宿題を片づけたり、小テストの勉強をしたりする必要があります。理想を言えば予習や復習もしておきたい。定期テストが近づけばそちらの対策もしなければなりません。しかしおそらく、たいていの生徒たちは、そうした「学校の勉強」でさえ、きちんと手を回すことができずに日々を過ごし、定期テストの度に憂鬱な気持ちを抱えていることでしょう。

(まあ、定期テストが楽しみで楽しみでしょうがない、という高校生は世界のどこにもいないでしょうけどね…)

さて、そのように「部活」「学校の勉強」に追われるだけで精いっぱいの高校2年生が、さらに「受験勉強」を開始することは、本当に理想的なことなのでしょうか?

結論を言うとあまり賢い選択とは言えません。なぜならすべてが中途半端な結果に終わることが多いからです。

特に学校の勉強にきちんと手が回せていない生徒が受験勉強に手を出すと、まず学校の成績がさらに落ちます。学校の定期テスト範囲の勉強と受験勉強で取り組む内容は範囲が一致しないからです。

しかもその状態で充実した受験勉強が出来るわけもなく、また、受験勉強の成果が目に見えるようになるまではかなりの時間がかかりますので、その結果、受験勉強の達成感を実感することができず、ますます勉強への苦手意識と自己嫌悪に陥ってしまうというパターンが非常に多く見受けられます。

たまに高2の夏休み、または冬休みくらいから、予備校や塾に通い始めるたり、受験対策用の参考書(英文法や英単語集を選ぶ人が多い)を買い込んできて自宅で勉強を始めたりする生徒さんを見かけます。その意気込みは良いのですが、部活や学校の勉強とうまく両立できている子は非常に少ないですね。むしろ逆効果が多い。


では、いったいいつ受験勉強を始めればよいのか?


では、いったいいつ受験勉強を始めればよいのか?

理想は「高2の3月」ですね。

つまり来月から。
今はまだ焦って受験勉強に手を出すべきタイミングではありません。


なぜ高2の3月が理想なのか?


それは3学期の学年末テストが終わって、学校の勉強から解放されるタイミングだからです。学年末テストが終わると、3月から春休みにかけて、学校の勉強にほとんど追われなくて済みます。

もちろん部活は高3に向けて本格化しますが、学校の勉強を意識しなくて済む、というのは非常に大きい。ここが受験勉強を始める絶好のタイミングです。特に受験勉強の開始時期は、新しい生活習慣を軌道に乗せるために非常に多くの時間とエネルギーを必要とします。まとまった時間というのは、新しいことを始めるのにとても重要な役割を果たします。

逆にこのタイミングを逃して高3の4月や5月に入ってしまうと、受験勉強を開始するきっかけを失います。高2よりさらに忙しい学校生活が始まりますからね。(部活の最後の大会が近づき、また体育祭のような行事の準備、委員会活動などで学校に残ることも増えます)

その結果、春休みというタイミングを逃した高3生の多くは、「部活の引退」または「夏休み」というタイミングで受験勉強を始めることになります。それは多くの場合6月~7月になりますが、現役で確実にGMARCH以上を狙うとすれば、ちょっと厳しくなってきます。

受験指導のプロの立場から言うと、英語や日本史・世界史をまともに受験で通用するレベルに持っていくには、10ヶ月は欲しいところです。かなり優秀な頭脳をもっている生徒さんであれば7月くらいから約半年間の勉強で早慶GMARCHに現役合格という例もあるのですが、かなりレアです。


というわけで、永年、現役生の受験を指導している経験上、高2の3月から受験勉強をスタートすることをお勧めしています。

高2の2月までは何を頑張れば良い?に続く






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