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高校2年生へ いまやるべき勉強とは④

高校2年生へ いまやるべき勉強とは④

高校2年生が、今すぐ慌てて受験勉強を始めるべきではない3つの理由を紹介しています。その続きです。

理由その③ 現役合格に向けて、今の時期にやっておいた方が良いことが他にある(前編)

たいていの高校では、2月の下旬または3月の上旬に3学期の学年末テストが実施されます。この学年末テストまでは、受験勉強には一切手を出さず「学校の定期テストに向けた勉強」に集中して下さい。参考書を使った本格的な受験勉強は、高校2年生の終わりの3月から開始するのが理想的です。

まず、前回お伝えしたとおり、学年末テストより前に受験勉強に手を出すと、ダブルカリキュラムになってしまい、学校の勉強も受験対策も中途半端に終わってしまいます。

実は、高2が終わるまでは、学校の定期テストに全力で取り組むことが、最大の受験対策になるのです。

なぜなら、高1~高2の間に学校で学習する教科書レベルの基本事項は、すべて大学入試の範囲であり、受験勉強の土台となるものだからです。

みなさんが中学生だった時のことを思い出して下さい。もし中1・中2の間にまったく学校の勉強をせず、中間や期末で赤点ばかりだったとしたら、その生徒が中3からバリバリ頑張って、公立のトップ校に合格することは可能でしょうか?ほぼありえません。

大学入試だって同じなんです。高1・高2の時期の定期テストで点数を取り続けることが、すべての土台になるのです。定期テストを大事にしていれば、模試で点数が取れていなくても構いません。後々、高3になってから受験テクニックを学んだり、しっかり復習をすれば、必ず伸びる時期が来ます。逆に定期テストを疎かにし続けていた人は、高3でガムシャラにやってもなかなか取り返すことは難しいのです。

ですから、「やばい、これまで定期テストで良い点数を取り続けていないぞ」と思った人ほど、高2の3学期の学年末テストには、全力で取り組んでください。今まで点数がまあまあ良かった人でも、自己ベストを更新できるよう、全力で頑張ってみて下さい。まずは普段の授業をしっかり聞き、ノートを丁寧に取り、やるべき予習復習をきちんとやり続ける。そして定期テスト直前の一週間前は計画的にテスト対策の勉強を実行する。

ちなみに、これは推薦やAOを狙うための勉強ではなく、あくまで一般入試で通用する実力をつけるための勉強ですから、受験で使用する教科だけに絞って勉強すれば良いです。具体的には、英語・国語・社会(日本史、世界史、政経のいずれか)の3教科ということになります。

この3教科に関しては、クラスで1位または学年で1位を取る覚悟で取り組んでください。定期テストは範囲が限られているので、今まで勉強をさぼっていた人でも、頑張れば良い点数、良い順位が取れるチャンスはあります。1位が難しそうなら、自己最高得点、自己最高順位を目標にします。まずその程度の努力を実行できない人は、受験の世界で全国の受験生を相手に戦うことは難しいでしょう。

とにかく、高2の終わりまでは「学校の定期テスト対策に集中する」。これが、志望校現役合格のポイントのひとつです。

なお、高3になったら、ここから180度、勉強の方針を方向転換する必要があります。高3になったら学校の定期テストの勉強は完全に捨てて下さい。

高2の学年末テストが終わったら、3月からはいよいよ本格的な、参考書を使った受験勉強を開始します。ここから、大学入試本番までは、「自分(だけ)の、自分による、自分のための受験計画」に沿って勉強する必要があります。なぜなら、学校の定期テストの範囲は、あなたのレベル、あなたの志望校に合わせたものではないので、高3になると、学校の定期テスト対策中心の勉強は、受験対策としてはとても効率が悪くなるのです。高2までは基礎作りですから、万人に必要な勉強です。でも高3生に必要なのは、まさに「受験対策」なのです。

にもかかわらず、高3になっても「今週は学校のテスト勉強が大変だから、受験勉強はいったん中断してよい」と考えてしまう生徒が後を絶ちません。推薦やAO狙いで評定平均を上げたい人以外は、高3になったら、潔く学校の勉強は捨てましょう。高校入試と違って、大学の一般入試では、評定は1点にもなりません。試験当日の実力がすべてです。

ここまで説明したことをまとめます。
高1~高2の期間は学校の定期テスト対策に100%のエネルギーを注ぐ。参考書には手を出さない。逆に高3になったら参考書中心の勉強に切り替える。学校の定期テストは思い切って捨てる。

これが志望校に現役で合格する受験生の王道パターンです。だから高2の学年末テストが終わるまでは、学校以外の参考書や予備校での勉強に手を出すべきではないのです。お分かりいただけたでしょうか?

高2の間にやるべきこととして、まずは学校の定期テスト対策を挙げましたが、他にもぜひこの時期にやっておいて欲しいこと、難関大学に合格する生徒ならたいてい取り組んでいることがあります。それは参考書を使った勉強や英単語を覚えることではありません。

そのような表面的な学習ではなく、学力の根っこを鍛える日常生活の中での習慣的な取り組みです。詳しくは、明日以降の記事で紹介します。次も大事な話です。難関大学に受かる生徒と受からない生徒の違いは、実はここにある、という話です。ぜひご覧になってください。(続く)


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