受験生の睡眠時間
受験生の睡眠時間
こんにちわ。合格工房です。
今日のテーマは「受験生の睡眠時間について」です。
前回の、「一日に何時間くらい勉強すればよいのか?」
という質問と同じくらい聞かれる質問があります。
「先生、受験生は一日に何時間くらい寝てもいいんですか?
私、毎日5時間以下に睡眠時間を削れないんですけど・・・」
この質問をする人の発想は、
前回の勉強時間の質問をする人と同じです。
「勉強時間は長ければ長いほど良い!」
=「だから、夜も寝ないで遅くまで勉強するのが立派な受験生なんだ~!」
ということは、私の回答もだいたい予想がつきますよね?
そう、もちろんダメ出しです(笑)
むやみに睡眠時間を削って、長時間勉強することに
意味は無いんです。
大事なのは、
「今日やるべきことが終わったかどうか」ですから。
はっきり言いましょう。
今日やるべきこと、つまりその日に計画した勉強が
終わったら、何時間寝てもいいんです。
逆に、しっかり睡眠時間を確保してください。
じゃあ、どれくらい寝ればいいのか?
個人差がありますが、脳の働きを最大限に活性化
するための、理想的な睡眠時間は6~8時間だと
言われています。
私の知り合いの東大生で、
受験生時代は毎日10時間寝てたという
関西人のツワモノがいますけどね。
彼が受験生を指導していた時の名言に、
「勉強は、量やないねん、質やねん!」
というのがありました。
関西弁って、なんかいいですよね。
ただ、10時間も寝てしまうと、逆に頭が鈍くなる人が
ほとんどですから、注意しましょう!
自分に合った理想的な睡眠時間を、見つけてください。
今から20~30年前までは、受験の世界に
「4当5落」なんていう言葉がありました。
どういう意味かというと
「4時間睡眠で頑張った人は合格する。5時間も寝てる奴は落ちる」
ということだったんですね。
これ、今では非科学的な精神論として、
はっきり否定されています。
スポーツの世界で、
昔は「練習中は、水を飲むな!」と言われていたのが、
現在は「きちっと水分補給をしろ!」というふうに
変わったのと似ていますね。
つまり、スポーツの世界でも、受験勉強でも、
根性論・精神論で片付けようとする人間は、成功しない
ということです。もっと科学的に考えましょう。
その方が受かる確率が上がりますから。
もう一度、確認しておきます。
理想的な睡眠時間は、6~8時間です。
この中で、次の日に自分が最も調子が良くなる時間を
見つけてください。
そして毎日、その睡眠時間を確保できるように
努力してください。
そのためには、夜の10時くらいまでには、
その日の計画をすべて終えておく必要があります。
だとすれば、昼間とか夕方にダラダラ過ごして、
夜になって「やばい、勉強しなきゃ!」みたいな
生活パターンを送っているわけにはいかなくなります。
そもそも、睡眠時間を削って、深夜に勉強している人は、
早朝とか昼間や放課後に勉強してないんですよ。
朝から夕方まで全力で勉強したら、夜はもうクタクタで
早く寝たくなります。そういうリズムが理想です。
睡眠時間について、おわかりいただけたでしょうか。
受験で成功するのは、
「睡眠時間を削る受験生」ではなくて、
「睡眠時間をコントロールできる受験生」です。
これって、削るよりコントロールする方が難しいです。
睡眠時間を削って勉強している人は、
楽をしたいんだと思います。それで何だか努力した
気になって、自己満足できますしね。でも落ちます。
さあ、今日から生活全般を改めて、
早寝早起きをしてくださいね。
そして、昼間に集中して勉強しましょう。
深夜に、このブログを読んでいる場合ではないですよ~(笑)
コメント
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私は来年の今頃はセンター直前で苦しんでいるかと思います(/_;)
でも、今から睡眠と勉強(onとoff)をしっかりつけて効率よく頑張っていきたいと思います(●^o^●)
このブログの内容を参考にさせてもらいます☆
ありがとうございました!!
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おおおー
受験生って夜更かしして勉強すりゃいいわけじゃないんですね!
僕の友達とか朝の3時までとかやってる人いますよ!!!!
毎日ねむそうですが(*゚▽゚*)