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古文の勉強法④

古文の勉強法④

こんにちわ。合格工房の渡辺です。

今日は、古文の勉強法part4です。



ここから、いよいよ、

「俺(私)は、古文はまったく読めないよ。見るのもヤダ!」

というキミのための古文読解勉強法を紹介していきます。



この勉強方法なら、全然古文が読めないキミでも、
勉強を始められるので、ぜひ頑張ってトライしてみてください。
さて、まずは今日使う参考書の紹介です。

「シグマベスト 理解しやすい古文」(文英堂) 




続いて、勉強のやり方を説明していきましょう。
「理解しやすい古文」には、高校1~2年の教科書に
出てくるような、メジャーな文章が集められていて、
全訳とポイントを押さえた文法解説が、
カラーで載っています。



最初の文章は、「児(ちご)のそら寝」という
宇治拾遺物語の説話です。



1.まずは、ざっと「現代語訳」に目を通して、
ストーリーを確認する。



本文(古文)はどうせ読んでもわからないので、
まだ読まなくてけっこうです。
ざっと、話の流れを確認したら、



2.助動詞を見つけて、○印をつける。



助動詞は「古典文法基礎ドリル」で勉強したので、
ある程度見つけられますよね?よくわからなかったら、
「古典文法基礎ドリル」を開きながら、
助動詞を探してください。次に、



3.古文と現代語訳を照らし合わせる。
特に助動詞の意味と訳し方に注意。



「理解しやすい古文」には、重要古文単語や文法に
色が付いていて、わかりやすい解説も付いているので、
ある程度は、「どうして、この現代語訳になるのか?」
が理解できるはずです。



しかも、「児のそら寝」をはじめとして、最初の方に
出てくるのは、高1レベルの文章ばかりですからね。



この段階で、「どうして、この現代語訳になるのか?」
を徹底的に考えることが重要です。
たとえば、



「いざ、かひもちひせむ」というお坊さんのセリフは、

「さあ、ぼたもちを作ろう」という現代語訳になっています。



どうしてなのか?

「いざ」   ⇒「さあ」 
「かひもちひ」⇒「ぼだもち」
「せ」    ⇒「する」
「む」    ⇒「~しよう」

という具合に、ひとつひとつの言葉の意味を、
念入りに確認していきます。



この中で、特に重要なのが、助動詞の「む」です。



この「む」という助動詞には、
「推量・意思・仮定・勧誘・婉曲・適当」という
6つの意味があったはずです。

(今はまだ、スラスラと言えなくてかまいませんよ。)



ここでは、この中の「意思」という意味で、
「~しよう」という訳し方になるんだ!
という知識を確認することが、ものすごく重要です。



「そうかあ、“む”という助動詞は、
“~しよう”という訳になるのかぁ・・・」



という知識を、ここで得ることができれば、
それ以上のことを覚える必要はありません。



学校の先生だと、ここで、延々と「助動詞 む」の文法説明をして、

「さっきの“推量・意思・仮定・勧誘・婉曲・適当”を全部覚えろ」
「さらに、“ま・○・む・む・め・○”という活用も覚えろ」
「“未然形接続”だっていうことも覚えろ」

という具合に、無茶なことを言ってくるわけです。



それは、言ってくる方がおかしいのです(笑)



彼らは、国語が大好きで国語の先生になった人たちだから、
国語が嫌いな生徒の気持ちがわからないのですよ(笑)



さっき言ったとおり、
「そうかあ、“む”という助動詞は、
“~しよう”という訳になるのかぁ・・・」

ということだけ、まずひとつ覚えられれば、
それでOKです。



こういう具合に、古文の本文と現代語訳を照らし合わせて、
ゆっくりじっくり読んでみてください。
その作業が終わったら…



4.古文と現代語訳を、交互に音読する!



ブログをずっと読んでくれている人なら、
ピンと来ましたよね?
そう、ここからは英語読解の勉強方法とほとんど同じです。



古文の勉強法part1で、

「古文の勉強は、外国語の勉強と同じだ!」

と言いました。
ここからは、まさにその話が当てはまります。
「児のそら寝」で、具体例を挙げると…



これも今は昔
⇒これも今となっては昔のことだが

比叡の山に児ありけり
⇒比叡山(の延暦寺)に子供がいた

僧たち、宵のつれづれに
⇒僧たちが宵の手持ちぶさたに

「いざ、かひもちひせむ。」と言ひけるを
⇒「さあ、ぼたもちを作ろう」と言ったのを

この児、心寄せに聞きけり。
⇒この子供は、期待して聞いた。



という具合に、声に出して繰り返し読むだけです。
英語とおんなじでしょ?
そして、この音読を3~5回くらい繰り返したあと、



5.現代語訳を隠しても自分で現代語訳がスラスラ言える



というところまで来たら、第1章は合格です。
この作業を次の文章でも行います。



「理解しやすい古文」には、
35個の文章(和歌・俳句を除く)が掲載されていますので、
1週間に3つずつ進めれば、約3か月で終わります。



これをやっただけで、
それはもう、かなりの知識と読解力が付いてしまいます。



この効果はものすごくて、ある程度国語のセンスがある
生徒だと、この時点で偏差値が15くらい上がっちゃう
場合もあります。多くの生徒は、次のステップの、



6.読んだことのない文章を読んで、問題を解く



という練習を繰り返した後に、成績がぐんぐん上がって
いきます。おそらくその前の段階で、3~4か月前までは、
まったく手も足も出なった古文読解の問題が、
気が付いたらある程度読めるようになっていることに、
自分でも驚くはずです。



以上、おおまかに、古文読解の勉強法をお伝えしてきました。

みなさんから、
「いつの間にか、古文が読めるようになっちゃいました!」
という報告を聞くのを、楽しみに待ってます。

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